【ブログ_アニメ】忘却バッテリー 藤堂編(6・7話) 感想
おはようございます。
たこやきです。
まずはじめに、私はアニメが大好きです。
一番好きな作品は?と聞かれることがあまり好きではないくらい、好きなアニメが多すぎます。
学生の頃、恋、スポーツ、勉強、そしてアニメ……もっというと二次元が大好きでした。そんな私の簡単な自己紹介を終えてから、いよいよ終盤に差し掛かってきた今期のアニメ感想を気まぐれにお話しします。
今期は本当に豊作でしたね!
オリジナルアニメが3本もあり、それぞれの世界観が面白くて秀逸で、没入してしまうリアリティがありました
「ガールズバンドクライ」、「終末トレインどこへいく?」、「夜のクラゲは泳げない」などは、また今度お話できればと思います。
今回は、「忘却バッテリー」の藤堂葵の過去編について語ります。
正直に言って、今期で一番引き込まれました。
(※ここからネタバレあります!)
お調子者で快活なムードメーカーだった藤堂は、人一倍真面目で自責の念が強い好青年でした。フルスイングでどんな球も柵越えさせる強肩強打の遊撃手で、上下関係なくチームを引っ張っていく、まさに天才スラッガー。
しかし、順風満帆に見えた彼は、清峰・要バッテリーの宝谷シニアと対戦し、その圧倒的な実力と才能にメンタルをやられてしまいます。
試合中にファーストへの送球ミスからチームの敗北を招いてしまい、深い自責の念に苛まれ、一塁送球ができないイップスにかかります。
自分の生涯を賭けたスポーツでのたった一回のミスが、その後の人生に大きく影響を与え、野球から逃げ、181cmという恵まれた体格のエネルギーの放出先として、暴力を求めてしまいました。
暴力という手段で逃げている若い彼、
酒という手段で酔っている老いた私。
手段や境遇は違えど、何かに逃避したいという気持ちは一緒で、アニメを見ていた私は思わず目頭が熱くなりました。
まさに、“ミットにズドン”と来る話でした。
藤堂葵は仲間とともに、再び野球に向き直りました。
私は一人で、再びプログラミングに向き直りました。
社会人になると友達がいなくなるから、「もうだめだ!」と思うことが人生であっても、一人でまた立ち上がらないといけないんだと思います。
自分の人生を振り返らせる作品は、名作だと思います。
今回はそんな感じで終わります。
「忘却バッテリー」、本当に面白い!