【ブログ_アプリ】.netMAUI ▷ Android Studioへ開発移行
どうも、たこやきです。
今日は、開発中のアプリについてお話しします。
現在、.netMAUI(Xamarin.Android)で進めている新規アプリの開発を、Android Studioに移行することにしました。
この決断に至るまでにはいろいろな理由があり、それぞれについて詳しくお話ししたいと思います。
クロスプラットフォームの利便性を棄てた理由について
クロスプラットフォーム開発には、1つのコードベースで複数のプラットフォームに対応できるという大きな魅力があります。
.netMAUIを使えば、AndroidだけでなくiOSやWindowsなど、異なるプラットフォーム向けのアプリを一度に開発できるため、開発時間を短縮できるという利点がありました。しかし、私はあえてこの利便性を捨て、Android Studioでの開発に移行しました。その理由は以下の通りです。
1.キャリア面での成長を求めて
C#と.netMAUIでの開発経験は十分に積んできましたが、新たな技術に挑戦し、キャリアの幅をさらに広げたいという気持ちが強くなりました。特定の技術に固執するよりも、幅広い技術スタックを身に付けることが重要だと感じています。特に、Android開発の公式言語であるJavaやKotlinを習得することで、Android開発者としての市場価値を高めることができると考えました。
2.公式言語を使う安心感
Android Studioでは、Androidの公式言語であるJavaやKotlinを使用できます。これらの言語はコミュニティが非常に活発で、ドキュメントやリソースが豊富に揃っています。.netMAUIでは情報が少なく、開発中に遭遇した問題の解決に時間がかかることが多かったです(これはガチで困った経験が何度もあった! バージョン挙動とあったときがありますからね!)。一方、JavaやKotlinであれば、豊富な資料やサポートを活用しながら、効率よく開発を進めることができます。公式言語を使用することで、Androidの最新機能への対応もスムーズに行えますし、長期的なメンテナンスも楽になると感じました。
3.安定性と互換性の重要性
Javaは、Androidの多くのバージョンと互換性があり、特に古いバージョンのAndroidでも安定して動作するアプリを開発できるという大きな強みがあります。これにより、幅広いユーザーにリーチできるだけでなく、古いデバイスを使用しているユーザーにも快適な体験を提供できる点が魅力です。.netMAUIでもある程度の互換性は保てるものの、やはり公式言語に比べると制約があるのは否めません。特に企業向けのアプリを開発する際には、長期的なサポートが可能な技術を選ぶことが求められるため、公式言語を使うことでそのニーズに応えることができます。
個人開発の魅力は、自由に新しい言語や技術を選択できる点です。
もちろん、実務経験がない分野に挑戦することにはリスクも伴いますが、それ以上に得られるものは大きいと考えています。
(実務経験なくても、C#やpythonで経験済みですので、それを担保にして面談に挑みます!!)
今後、Javaで基礎を固めた後は、他の言語やフレームワーク、例えばFlutterのDartやReact NativeのJavaScriptなどにも挑戦してみたいと思っています。異なる技術スタックに挑戦することで、開発者としてのスキルセットをさらに広げていけるでしょう。