【ブログ_バー】久しぶりにBarにいった
どうも、たこやきです。
久しぶりに、、5年ぶり?にBarにいった。パチンコ屋に行く足取りで。
そのバーは、20代の若い女の子と40代の女性が二人で切り盛りしている小さなお店。街は活気がなく、正直、どこか寂れた雰囲気が漂っていた。
それでも、そのバーはまるで、野に咲く花のようにたくましく光を放っていた。
二人は、営業スマイルの裏に、強い芯を感じさせる女性たちだった。彼女たちの笑顔には商売の経験や、強さ、そしてたまに見える優しさが混じり合っていて、僕はお酒を飲みながら少しだけその一端に触れた気がした。
自分も得意の営業トークを駆使して、場を盛り上げた、つもりです(笑)。
言葉のやり取りと、カラオケでの熱唱。若い子にも40代の彼女にも、気を使わせないように、うまく立ち回ったつもりだ。二人にお酒を奢った。
外面を良くすることは、正直、得意だった。人前での振る舞いや、相手に楽しんでもらうことは、日々の仕事や経験の中で鍛えてきた部分でもある。
二人とも楽しんでくれたみたいだった。彼女たちの笑顔がその証拠だ。けれど、そんな表面的なやり取りをしながら、自分の内面がふと頭をよぎった。
帰り道、夜の空気が冷たく感じた。駅に着いて、列車が到着した時、
列車を一つ見送って、「バイバイ」と心の中でつぶやいていた。
それは、あのバーでの時間や会話に向けたものだったのか、それとも、何かもっと大きな自分自身への別れの言葉だったのか、自分でもよく分からなかった。
次の列車が来た時、ようやく僕はホームを降りて、終電に乗り込んだ。
揺れる車内で、僕はバーでの会話を何度も反芻していた。楽しかったはずなのに、その楽しさの裏に、どこか虚しさや孤独を感じていた。
そして、自分の内面をじっくり見つめ直してみると、まるで奥底から湧き上がる悲鳴が聞こえてきた。普段は封じ込めているはずの感情や、不安、恐れが一気に押し寄せてきて、心の中で僕はふるえていた。バーでの外面の自分とは対照的な、内面の脆さや孤独。そこにある矛盾に、列車の中で僕は静かに身を委ねた。